出会い系運営のクロノス、"承諾のない"広告メールで法改正後初の行政処分

マイコミジャーナル に出てましたが、昨年の迷惑メール防止法改正後、初の行政処分が下されたそうです。

経済産業省は17日、出会い系サイトを運営するクロノスに対し、特定商取引法違反(事前承諾をしていない者に対する電子メール広告提供)で、業務改善を指示した。特定商取引法(特商法)は2008年に改正された際、送信先の事前の承諾を得ていなければ広告宣伝メールを送信できないとする「オプトイン規制」を導入。今回は同法改正後の初の行政処分となる。

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/02/17/071/index.html

同法改正で「未承諾広告※ でフィルタリングできなくなったじゃねーか!」*1といった見当違いの批判が散見されますが、オプトアウトからオプトインに変っただけでも今回のように事業者に処分が下るようになったわけです。法改正による効果が数ヶ月も経たずに表れたのは見せしめの意図もあるように思いますが、いずれにしてもクレームをきちんとあげれば処分される可能性が高いわけですから、あきらめずに迷惑メール事業者に(デ協経由で)文句を言い続けましょう。

*1:当初、Dell がこれ付けて送ってきてたのは笑いましたね